Essential Management School(EMS)とは何か?
どんな時代や状況の変化にも揺らぐことのない本質的な知を学ぶことができる最高峰の授業を提供し、それをもとに参加者が主体的に学び、実践し、それぞれが目指す成果を着実にあげていくためのスクールになります。
●社会にあふれる不条理を本質で乗り越える
なぜ誰もが幸せな人生を生きたいと願っているはずなのに、幸せから遠ざかる行動をしてしまうのか?
なぜパートナーや子ども、部下は自分の言うことを聞いてくれないのか?
なぜ組織はまっとうなマネジメントができず不条理がまかり通るのか?
わたしたちの周りには、日常生活からビジネスシーンに至るまで、形式主義や、その場しのぎの対処策にまみれ、かつてないほどの不条理にあふれています。そして、不条理が理の外である限り、すなわちどうしてそのようになるのかわからない限り、どうすればよいかという対策も見えることはありません。
本質とは真理ではなく、「最も重要なポイント」のことです。
したがって、最も重要なポイント=本質を踏み外してしまったら、どんなにコスト(お金、エネルギー、時間)をかけても成果が出ることはありません。 朝日を見るという目的に対して、リーダーが西へ向かおうと意志決定してしまったならば、いかに速い乗り物に乗ろうとお金をかけようとその目的は達成されることはないのです。
だからこそ本質に沿った実践が重要になるのですが、「本質大学」や「本質学部」というものを聞いたことがないように、本質を追求する実践的学問はこれまで存在しませんでした。
そのため、わたしたち一人ひとりが、そしてその集合体である社会そのものが、本質からブレ続けており、それぞれは懸命に仕事をしているはずなのですが、誰も幸せにならないという不条理に陥っているのです。
●Essential Management School(EMS)とは何か?
エッセンシャル・マネジメント・スクール(EMS)は、本質行動学を学ぶ世界ではじめての学校です。
その入門となる基礎原理実践コースでは、セルフマネジメントからチームや組織のマネジメントまで応用可能な「人間の原理」「価値の原理」「方法の原理」といった100年後でも有効性が失われない普遍的な原理を軸に、本質行動学のエッセンスを学び、幸せな人生をマネジメントしていく方法を身につけていきます。
令和に年号が変わった2019年に開校して3年余りで、経営者はもちろん、大学教員や学校の校長先生をはじめとする教育関係者、医療福祉従事者、セラピスト、カウンセラー、コーチといった個人事業主、現役の学生やアスリートからアーティストまで1000名以上の方々が修了するオルタナティブスクールになっています。
EMSは、ドラッカー学会公認の唯一のスクールであり、また未来教育会議により未来教育認定された最初のスクールになります。
ゼロ期生のおよそ1/3ほどが大学院を卒業しており、また30名もの各大学の学長や教授、経営者が参加者として学んでいることに現れているように、大学院やMBAを卒業した後に、本質を学び続けることができる “最新学習歴更新”のための本質的な学びの場となっているのです。
またEMSは、海外でいえば、フランスの高等職業教育機関グランゼコール(Grandes Écoles)を目指しており(グランゼコール会議には、実に223校が加盟しており、国際標準教育分類ではレベル6に相当すると言われています)、今後大学や大学院に限らず、本質的な教育を行っているスクールを“エッセンシャルエデュケーション”に認定していきます。
●EMSにおいてはマネジメントを本質において再定義
我が国では、Managementを「経営」や「管理」と訳され、組織の利益を最大化させるツールのように思われている節がありますが、それはマネジメントの本質ではありません。マネジメントサイエンスという学問自体がマネジメントの本質を見失っているのです。
では、マネジメントの本質とは何か?
それは、“望ましい状態をなんとかして実現していくこと”にあります。
このように本質を置くことで、事業や組織のマネジメントのみならず、「経営」や「管理」と訳す限り適切に捉えられないライフマネジメントやセルフマネジメントといったあらゆるマネジメントを射程に含めることが可能になります。
これによって、日々の生活、自己実現、人間関係の維持と改善、人財育成、組織作りとその運営、医療や教育の実践、学術研究……人間が行うありとあらゆる活動は、すべて「マネジメント」として捉えることが可能になるのです。そして、それが本当に実りあるものになるかどうかは、物事の「本質(エッセンス)」に沿っているかどうかにかかっています。
Essential Management Schoolは、どんな時代や状況の変化にも揺らぐことのない本質的な知を学び、具体的に行動し、いい社会をつくっていこうという志を持ったすべての人たちに、本質的な講師陣による、最高峰の授業を提供します。
年齢や職業を問わず、Essential Management Schoolの理念に心から共感できる人であれば、年齢や環境や状況に関わらず、誰もが自由に学ぶことができます。
時代の変化や状況に流されない「本質」を求め続けるあなたへ。ぜひEssential Management Schoolで、共に学び、共に成長しながら、「本質」を探求し、学ぶ楽しさを体験して行きましょう。
●EMSはリーズナブルな価格で幸せな人生をマネジメントする叡智と方法を
MBAを取得するためには何百万円、海外では何千万円とかかることも珍しくありません。これでは社会人における教育格差は広がるばかりで、ごく一部の人しか受けることはできません。
また日中は働きながら通う夜間主のMBAでは、「身体か家庭が壊れる」と言われており、犠牲に基づくマネジメントになりがちです(実際に成績優秀者のディーンズリストに乗りながらも修了式前に突然死された学生も出るといった悲劇も報告されています)。
誰もが幸せになるためにマネジメントを学びにきているはずなのに、不幸になってしまうのは不条理の最たるものです。誰もが幸せになりたいという共通関心を持っている。幸せな人生をマネジメントするためには、本質に沿ったセルフマネジメントが基礎になります。
基礎原理実践コースは、本質行動学の「価値の原理」「方法の原理」「科学の原理」「強化の原理」といった普遍的な原理群と、モチベーションのメタ理論、マネジメントのメタ理論といったメタ理論群、それらに基づいて幸せなライフを実現していくためのセルフマネジメントの本質論を軸に、犠牲を出すことなく、成果をあげるためのドラッカーマネジメント、チームマネジメントといったことを学んでいく有機的なプログラムになっています。
このコースでは、各テーマについて、①課題動画をみて気づきを書く→②それを本授業のチーム対話でシェアする→③参加者のシェアを受けての講師の講義や対話で学びを深める→④1週間後の自主対話会で実践を振り返る→⑤対話会の4日後までにリフレクション(実践レポート)を書く→⑥チーム内でリフレクションを読みあう→⑦次回授業でリフレクションの学びを振り返るという流れで進んでいきます。
働きながら、育児休暇中、子育て中の方でも仕事や家族、身体を犠牲にすることなく学ぶことができるよう、毎週1回の参加で修了することができるように設計されています。
普遍的な本質論の結晶を、最高の講師、最深の論文、仲間達と学ぶからこそ、忙しい社会人も数ヶ月〜半年間という短期間で幸せな人生をマネジメントしていくためのエッセンスを身につけていくことができるのです。